こんちゃ!カメです。
8月1日〜2日に富士山へ登ってきたので、書いていこうと思います。
写真は疲れていたので少なめです(笑)
いざゆかん富士山頂!
今回は東京発の初心者向け富士登山バスツアーに参加しました。
集合場所の東京からバスで、山梨県の富士スバルラインへ到着!
富士スバルラインは標高2300mほど。
ここで身体を高山に慣らす為と、他から来るバスが遅れてる為に、1時間半ほど滞在しました。

滞在中にジャンボ肉まんを1つ。
標高が高くなるほど食欲が減るらしいので、ここで胃に燃料を入れておきました。
この後16時にツアー参加者15人&ガイドさん1人のパーティで、富士スバルラインをスタート!
登山客の約7割が選ぶと言われる、吉田ルートをトコトコ登り始めました。
山はメンヘラか?
富士スバルラインでも、天気がコロコロ変わってました。
日差しが強くて暑いなぁなんて思ってたら、曇が出てきて視界が白くなったて、雨が降ったり。
そしてまた晴れる。
このメンヘラぶりはスタートしてからすぐに、発揮されました。
そう、突然の雨!
ワークマンのレインウェアを着込み、登山を再開します。
見渡せば一面重い雨雲、時折鳴る雷がすごく近くて、雷で「ここで死ぬのか、、、?」と思ったのは初めてかも。
結局、7合目の山小屋「花小屋」さんに入る18時まで、ずっと降り続いてました。
そして7合目に着いた私「もう帰りたい(泣)」
山小屋ディナー

花小屋さんで、夕飯に牛丼を頂きました。
疲れた身体に染み渡る美味しさです。
少し量が少ないと感じたので、男性には足らないかもしれません。
その後は仮眠。
人生で初めてのマミー型(みの虫みたいな形)の寝袋での睡眠です。
21:30まで寝る事になりました。
(そしてよく寝た(笑))
頂上を目指して
21:50分。
22時出発の為、外へ出ます。

この時には天気は回復していて、夜景がとてもキレイでした。
(写真の腕が悪すぎる)

更にこの日は満月で、満月にかかるまだら曇も良い味を出していました。
そして22時。
山小屋からまたスタートです。
頂上を目指し、トコトコを再開します。
離脱者と高山病
しかし8合目付近でツアー参加者の親子2人が離脱。
どうやら息子さんが高山病になったらしく、だいぶ具合悪そうにしていました。
ガイドさんと親御さんが話しをし、離脱する事にしたそう。
さらに8.5合目を過ぎた所から、今度は自分自身が軽い頭痛を発症。
恐ていた高山病になったようです。
富士スバルラインに到着してから、意識して深呼吸をしていたし、水もガンガン飲んでたのに、まさかの事体。
とりあえず酷くなった時にすぐ対応してもらえるよう、早めにガイドさんへ報告しました。
しかしガイドさんからは、
「ここまで来たら、もう登るしかない」
「ここからは下山できない」
という地獄のような言葉をもらいました。
このまま登って酷くなったらと思うとビビリの私は内心半泣きで登山を続けました。
富士登山は本8合目からが本番
8.5合目の上、本8合目で休憩をとり、ここからは頂上までノンストップで登ります。
(渋滞で止まる時が休憩らしい)
道は狭くなり、暗闇の中、ヘッドライトの明かりを頼りにゴツゴツした岩場をひたすら登ります。
この岩場登りが本当にキツイ。
深呼吸をしっかりやりたいところだけど、登るのに集中すると息が乱れて高山病リスクが高まる。
でも呼吸に集中すると、長時間登ってきた疲れで膝がやられ踏ん張りがきかず、背中の荷物に引っ張られて後ろに転げ落ちそう。
さらに精神的に追い込んできたのは、登山道の隅にいる“弾丸登山者“。
薄着のせいで低体温症になり、半泣きで座り込んでいるのをアチコチで見て、ここが地獄なのかと思うような状況でした。
それとは正反対に登山道にいる係の人達(誘導員?)が、
「ツアーの人達は左側通ってくださーい!」
「日の出までまだ時間ありますよ!ゆっくり登ってくださいねー!」
と、めちゃくちゃ元気に声出してました。
あんな寒くて、足場の悪いところでマジで凄い。
お疲れ様です。
ご来光と物価高
ヘトヘトで頂上に着くと、ちょうど日の出の時間。
皆さんスマホでご来光を撮影する中、私は地面に座り込み休憩してました(笑)
座れる幸せを嚙みしめます。
正直、達成感より安堵感の方が勝ってました。
心配していた高山病も、悪化する事なく一安心。
ある程度休憩した後に撮ったご来光の写真はコチラ。

無事に素敵な写真が撮れました。
別に頂上とかご来光とかに興味は無いですが(オイ)、自然の壮大さは大好きです。

そして富士山頂上の証拠、浅間大社の柱です。
右側が心霊写真みたいになってますが、これはピクセル7の消しゴムマジックで消せなかった部分です(笑)
頂上はとにかく寒い!
木製ベンチが凍っていて、本当に8月なのかと思うほどです。
そしてカップヌードルは1000円と超物価高!
私は時間が無くて食べなかったですが、頂上で食べるカップヌードルは最っ高に美味しいハズ。
いつかまた機会があって登った時は、ぜひ堪能したいモノです。
(無いと思うが)
急勾配の下り坂を無心で歩く
頂上制覇をしたら、とっとこ下ります。
下山は5:35スタートしました。
前日に雨が降ったおかげで土ボコリが無かったのは、コンタクトの私には神の助けです。
ここから約4時間掛けて、スタート地点の富士スバルラインへ戻ります。

天気は最高!景色も最高!
暑いぐらいです。
下山道は急勾配のうえ、柵が無いので踏み外すと転げ落ちるのは容易に想像つきました。
土は柔らかく急勾配なので、ガンガン滑ります。
下りもエグいほど大変です。
富士山は標高が高く動植物がいないのですが、下山中に虫が飛んでるのを見て、
「はぁ〜!人間以外の生命がいる〜!」
と感動しました(笑)
ただ4時間、この急勾配を下るのは本当に苦痛です。
「自分、なにやってんだろう」
って心の底から思います。
富士スバルライン到着!
そんなこんなで9:15頃、大きな事故・病気どちらもなく無事に富士スバルラインへ戻ってこれました。
下る途中で、
「ゴールしたら、あの肉まん食うんや、、、」
とか考えながら歩いたので、着いてすぐジャンボ肉まん購入。
スタートの時よりも、ずっと美味しかったです。

これは登山料を払うともらえる札。
(1000円)

裏に日付のハンコを押しました。
登る前の2023.8.01と、ゴールした2023.8.02です。
いい思い出になりました!
富士を去る
11:30、東京目指し富士スバルラインを出発。
もちろんバスの中では死んだように寝てました。
富士急ハイランドまで来たら雨音で目が覚め、本当に最後までメンヘラなんだなと思いながら帰路につきました。
感想
富士山初めて登った感想は、自分は登山向いてないんだなという、新しい発見ができて良かった事です(爆)
歩くのは好きだから、トレッキングレベルまでが自分向きなんでしょう。
あと、日本は本当に水に恵まれ、衛生環境がとても高いレベルなんだという事を知りました。
まずは飲み水。
富士登山では高山病にならないために、水を飲むよう進められますが、富士山で水は超貴重です。
水のペットボトルは7合目で1本500円、8合目で1本700円です。
これを高いと思う人は、自分で持ってくるのが一番!
しかし1回の登山で2Lが目安なので、この量を持って登れる自信があればの話しですが(爆)
荷物は少ない方がいい人は、登山中に買うのが良いです。
私はガンガン買って、合計3.7L飲みました。
(持ち込み1.7L+購入2L)
そしてトイレ。
ガブガブ水を飲めばトイレの回数も増えるというもの。
吉田ルートのトイレはほぼ使った気がしますが、頂上以外は1回200円の使用料を払います。
(頂上は1回300円)
水は超貴重なので、一般家庭の水洗トイレの30分の1ぐらいの水で流します。
(※当社比)
手洗い水も、おそらく雨水を利用していると思われるタンクから、チョロチョロ出して使います。
「洗う」というより「濡らす」に近い手洗いです。
そしてトイレは全体的に汚いです。
これは標高が高いから仕方ないかもしれません。
潔癖症の人は、まず登山は無理でしょう。
(私は潔癖症ではないですが、持って行った全ての物を洗濯・消毒しました)
最後に
今回は初めての富士登山について書きました!
まさか自分の人生で「日本一の山に登る」日が来るとは思いませんでした。
大変でしたが、確実にいい経験が出来た事は間違いないです。
この記事が好評でしたら、持ち物の紹介もしようかなと考えています。
(コメント待ってます(笑))
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
今回はここまで。
でわ(@^^)/~~~
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